ダイヤモンドの品質と価値は「4C」により査定されますが、価値を決める要素として、4C以外に「需要と供給による価格変動」、「為替レート」、「流通経路コスト」が関わってきます。
1-1.需要と供給による価格変動
ダイヤモンド原石の採掘に関しては、採掘・供給企業が市場の需要と供給の動向を見据えて調整し、それらを元に相場が形成されます。
1-2.為替レート
ダイヤモンドはドル建て相場で形成されるため、相場により価格が変動します。USドルに対して円安になればダイヤモンドは高くなり、円高になれば安くなります。
1-3.流通経路コスト
ダイヤモンド原石の発掘~最終小売店舗までの流通経路にかかるコストにより、ダイヤモンドの取引価格が変わってきます。ジュエリー流通には多くの中間業者が関わっているため、高額なコストがかかるのです。
ダイヤモンドは国際的に統一した基準が明確に確立されているため、価格と品質が保たれています。厳格に品質評価されたダイヤモンドには、国際的な流通価格や相場の指標となる国際相場が存在します。その国際相場が世界中のダイヤモンド取引での価格や相場を決める基準となっていますので、ダイヤモンドの価値が大きく変動することはないのです。
3-1.ダイヤモンドの採掘量が減少している
ダイヤモンドの採掘量は年々減少し、世界中の鉱山は掘りつくされたといわれています。そのため希少価値が上がり価格も上昇しています。
3-2.価格がコントロールされている
ダイヤモンドの価格は供給量のコントロールが行われているため、常に安定しています。
3-3.富裕層が希少ダイヤモンドを購入している
富裕層が投資目的で希少ダイヤモンドを購入しているため、需要は高まる一方といわれています。そのため値崩れすることなく、安定した価値が提供されるのです。
ダイヤモンドを売るタイミングを知るには、ネットで公開されている「ダイヤモンドの買取相場」をチェックする
といいでしょう。ダイヤモンドそのものの価値は変わりませんが、ダイヤモンドは全て輸入商品です。輸入される際の為替レートによってダイヤモンドの価格や相場が変動します。
ダイヤモンドは国際基準により価格と品質が保たれているので、いつ売っても大丈夫ですが、より高く売りたいのであれば「円安」時を狙うのがベストです。
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