ロレックスは、オメガと並び、世界最高級の腕時計ブランドである。どちらもスイスの出身だが、日本ですらその名前は轟いている。国内にも世界に誇るセイコーなどのブランドがあるにも関わらず、「高級時計=ロレックス」という認識があるほどに、そのブランド力は群を抜いている。
1905年に前身となる会社が設立されて以来、世界の腕時計界のトップを走り続けてきたロレックスの一体何が、そんなに特別なのだろうか。このサイトでは、ロレックスの歴史上の3大発明であるオイスターケース、パーペチュアル機構、デイトジャスト機能に焦点を当てて、見ていきます。
1926年に、ロレックスはそれまでの腕時計の歴史を覆すオイスターケースを発明した。腕時計は全てムーブメントと呼ばれる機構で動いているため、その保護ケースの耐水性や防塵性が低いと、すぐに故障してしまうのです。
オイスターケースは、ロレックスの技術の粋を集めて開発されたケースで、完全防水、完全防塵という圧倒的な性能を誇っていました。1927年に、イギリス人のスイマーであるメルセデス・グレイツ氏が10時間かけてドーバー海峡を横断したところ、着用していたロレックスが正確に動き続けていたことから、その防水性が証明された。これにより、ロレックスの名前は大きく世界へと広がっていくこととなります。
2つ目の大発明は、1931年に発表された「パーペチュアル機構」という自動巻き機構である。それまではゼンマイを手動で巻く必要性があった。しかし、これを自動にすることにより、外部部品も減らされ、結果的に耐水性も向上。
ロレックスの人気モデルの一つに、「オイスター・パーペチュアル」というモデルがありますが、これはロレックスの最初の2つの大発明であるオイスターケースとパーペチュアル機構が融合された最もスタンダードなモデルです。ロレックスの王道モデルに名前が使われていることからも、この2つがいかに重要な発明であったかが伺えますね。
これは、0時になった瞬間に日付が翌日の日にちに即時変更されるという機能です。今でこそ、そこら辺の安い時計にも採用されていますが、当時では大変画期的な技術でした。これが発明された1945年は、ロレックスの總業からちょうど40年目であり、デイトジャスト機能を搭載したロレックスの腕時計は、「完成形」と呼ばれた。
今でもロレックスの腕時計には、「デイト」と「ノンデイト」の時計があります。ロレックスのデイトジャスト機能が採用されている「デイト」時計というだけで、同モデルのノンデイトよりも10万円前後値段が上がるモデルがあるほどです。
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