この味が好き！ジャパニーズウイスキーの種類とは

ジャパニーズウイスキーの種類と選び方のポイント

・蒸溜所の個性を楽しむならシングルモルト
個性的でガツンとしたインパクトを楽しむならシングルモルトがおすすめです。一つの蒸溜所だけでつくられるシングルモルトは味わいの違いをはっきりと確かめることができます。

・口あたりの良さならグレンモルト
クセが強すぎず、なおかつジャパニーズウイスキーの良さも楽しみたいのならグレンモルトを選んでみましょう。価格も手頃で気軽に購入することができます。

・初めてウイスキーを選ぶならブレンデッドモルト
初めてウイスキーを飲むのなら、数種類の原酒がブレンドされたブレンデッドモルトが無難です。クセが少なく味わいがマイルドで日本人の口に合うようにつくられています。

シングルモルトの代表的な銘柄

・山崎
シングルモルトの代表的なジャパニーズウイスキー。中でも「山崎 18年」は、18年以上シェリー樽でじっくりと熟成させた原酒でつくられています。香ばしいビターチョコのような香りと、シェリー樽から湧き出るドライフルーツのような甘みとスパイシーな風味は高く評価されています。

・余市
ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏が、本場のスコッチウイスキーを超えるウイスキーを！という情熱を込めてつくりあげたジャパニーズウイスキー。

・宮城峡
ニッカウヰスキー2番目の蒸留所である宮城峡蒸留所でつくられるジャパニーズウイスキー。余市の強さとは正反対の華やかでフルーティな味わいを見事に表現しています。

グレンモルトの代表的な銘柄

・知多
知多という銘柄名は蒸溜所がある愛知県知多市にちなんだもの。ブレンデッドウイスキーの原酒として使われるので、グレンモルトの種類としてはとても貴重なジャパニーズウイスキーです。味わいはとても甘みが強く、スコッチウイスキーに近い香りが特徴です。

・ニッカカフェグレーン
ニッカウヰスキー・宮城峡蒸溜所のカフェ式蒸溜器でつくられているジャパニーズウイスキー。ブレンデッドウイスキーの原酒として使われることが多いですが、ウッディなバニラの香りとカラメルのような香ばしさ、すっきりと軽やかな舌触りの飲み当たりは原酒としてだけではなく、グレンモルトの奥深さを味わえる逸品です。

ブレンデッドモルトの代表的な銘柄

・イチローズ モルト＆グレーン ホワイトラベル
小規模生産でありながら、世界的な評価も高いジャパニーズウイスキー。原材料を発行させる樽には「ミズナラ」を使用し、日本人の口に合う美味しさに仕上げています。

・ピュアモルト
モルトウイスキーのみをブレンドしたジャパニーズウイスキー。一般的なブレンデッドウイスキーはモルトウイスキー、グレンウイスーをブレンドしてつくられます。

・響
ブレンデッドウイスキーの代表格でもあるジャパニーズウイスキー。深い味わいと芳醇な香りは世界的にも高く評価されています。最も高いグレートの30年熟成からスタンダードなタイプまで、好みに応じて選ぶことができます。