・スペック表を参考にしたスピーカーの選び方とは
スペックはスピーカーの仕様や性能を数値で表したもので、各ブランドのカタログ、ホームページに記載されています。主に記載されているのは次の5項目です。
1.出力音圧レベル
2.許容入力
3.入力インピーダンス
4.クロスオーバー周波数
5.周波数特性
初めて目にする言葉ばかりで難しそうに見えますが、参考になる数字を抑えておけば大丈夫です。では5つの項目の読み方と、スペック表を参考にした選び方を解説していきましょう。
・スピーカーの「能率」を表す数値
出力音圧レベル(dB)は1Wの電気信号を入力して、1m離れた距離に置いたマイクで測定した音圧レベルのことをいいます。
・家庭用なら85dB前後あればOK
自宅で音楽や映画を楽しむレベルなら85dB前後のスペックがあれが十分です。
・連続して入力しても壊れずに耐えられる容量
許容入力(W)はスピーカーに連続して入力しても耐えきれる最大限のパワーのことをいいます。
・家庭用なら10W程度で十分
ほとんどのスピーカーは数十Wから100Wくらいで、家庭用であれば10W程度で十分といわれています。
・スピーカーの電気抵抗値の大きさ
入力インピーダンス(Ω)はスピーカーの電気抵抗の大きさを表します。(Ω)は「オーム」と読みます。スピーカーは4~8Ωが主流です。
・必ずアンプよりも数値を大きくする
スピーカーの入力インピーダンスが、アンプの入力インピーダンスより大きくなると、アンプに不可がかかり故障の要因になります。
・スピーカーが持つ音域がクロスするポイントの周波数
クロスオーバー周波数(Hz)は、それぞれのスピーカーが持つ音域の境界が重なるポイントの周波数を示します。
・周波数を調整すると更に好みの音楽環境が作れる
2WAY、3WAY以上のスピーカーなら、クロスオーバー周波数を調整できるようになると、より好みの音楽環境を作れます。
・周波数レンジともいう
周波数特性(Hz)は周波数レンジともいい、再生可能な低音域~高音域を○○Hzで表現します。
・周波数により「フラット」、「かまぼこ」、「ピラミッド」型がある
低音から高音まで波がほぼないものを「フラット型」、中音域が強調されるときは「かまぼこ型」、低音に行くほど広くなるものを「ピラミッド型」といいます。
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