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ギターアンプ用とオーディオアンプ用で、アンプの種類も異なる

ギターアンプ用とオーディオアンプ用で、アンプの種類も異なる
アンプには、目的と役割に応じて、様々な種類に分かれます。自分が求める物は一体何なのか?どのようにアンプを使いたいのか?音の質はどこまで求めるのか?それに応じたアンプの種類や選び方を紹介していきます。
1.アンプにはどんな種類があるの?
 ―1-1.真空管アンプ
 ―1-2.プリメインアンプ
 ―1-3.パワーアンプ
 ―1-4.セパレートアンプ
2.そもそもアンプって何?
3.用途に応じたアンプの選び方
4.値段が高けりゃ質も良くなるのか?

アンプにはどんな種類があるの?

アンプは4つの種類に分けられます。

・真空管アンプ
真空管を使って音を増幅させます。暖かみのあって、柔らかい音を醸し出すので、音質の良さから、こちらを愛用するギタリストも多いようです。

・プリメインアンプ
プリアンプ(コントロールアンプ)とパワーアンプ(メインアンプ)の2種類を兼ね備え、音源選択と音量選択ができる初心者向けのアンプです。

・パワーアンプ
プリアンプから入力された電流を増幅させ、スピーカーに出力する際の機動力となるものです。CDやチューナーなど、音源の小さな信号を増幅させます。

・セパレートアンプ
プリメインアンプとは逆に、プリアンプとパワーアンプが別々の物で、音響にこだわる上級者向けのタイプです。

そもそもアンプって何?

アンプという言葉は、「増幅する」という意味のアンプリファー(amplifier)に由来します。要するに、音を増幅させるという意味です。

CDやレコードから読み取る音楽の信号は非常に小さいため、CDプレーヤーやレコードプレーヤーでは、そのままスピーカーから大きな音を出せるほどの力がありません。

そこでアンプが信号を増幅させてスピーカーへ送り、スピーカーを鳴らす役割をしています。
アンプのメインとなる役割は増幅ですが、他にも、どの音源を鳴らすのかを選ぶ入力切り替え(インプットセレクター)や音質の調整、さらに音量調整などの機能もあります。

このようにアンプは、音を醸し出すための一番大きな役割を果たしているといえます。

用途に応じたアンプの選び方

・ギターアンプ用の選び方
先述の4つのアンプのうち、主にギターアンプとして使用されるのは真空管アンプです。
真空管アンプは、暖かみのある柔らかな音を醸し出すアンプですが、反面デリケートな上に寿命やノイズもあることや、値段も高価なデメリットがあります。
上記以外ではトランジスタアンプという物もあり、こちらはやや冷たくて金属音的な感じがしますが、値段も安価で半永久的に使えます。

・オーディオアンプ用の選び方
真空管アンプ以外の物がオーディオアンプ用ですが、まずは機械にお任せという場合は、さまざまな機能を有するプリメインアンプ、音の質にこだわる場合は、自分で調整が可能なセパレートアンプがおススメでしょう。

値段が高けりゃ質も良くなるのか?

値段が高いということは、それだけ醸し出す音の質にこだわっているとも言えますので、値段が高ければ質も良くなると言えるでしょう。

良質の音を醸し出すのに必要なのは機械の能力だと言えます。その能力とは電源部分、つまり機械の心臓部でもあるこの電源部分に使用される部品自体に、いい材料が使用されているので、必然的に音も良質になります。

その能力を維持するためには、電源部分にパワーが必要であり、送られてくる信号の量にも耐えきれるだけの力が必要になります。したがって重量級の電源が必要であり、その分だけ値段も高価になるということです。

やはり、いい物を求めるには、それなりの代償が必要ということですね。

目的と予算に応じてアンプを選ぼう
求める音質や用途に応じて、使うアンプも違ってくるということがお分かりいただけたかと思います。また、いい音質を求めるには、それなりに費用もかかるということです。自分の目的と予算に応じて、アンプ選びをしたいですね。
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