日本のウイスキーは長い低迷期ののち、2008年頃サントリーによるジョッキで飲む「角ハイボール」の提案によって若年層からの支持を集め、再ブームが到来。
2014年に放送されたNHKの朝ドラ「マッサン」の影響もあり、更に一般層に浸透します。
しかしあまりにも売れすぎてしまったため販売休止に陥るブランドが続出。
サントリーも熟成仕込みが行われる数十年前にこの一大ブームを予測することは難しかったでしょう。
「白州12年」もそのひとつ。2018年に販売休止が発表され、店頭から姿を消しました。
取り残されたジャパニーズウイスキーファン。ここから中古市場での価値がグンと上がり、買取価格の高騰が始まりました。
・白州25年
定価125,000円→買取価格326,400円
ジャニーズウイスキー業界の低迷期に仕込まれたため、生産数がかなり抑えて出荷されていました。
手に入らなくなる前に飲みたいファンで買取価格が高騰中。
・白州へビリーピーテッド
定価9,000円→買取価格45,900円
2013年に3000本限定で販売されたため、貴重な逸品です。
世界的な酒類コンペティションで最優秀金賞を受賞。
・白州18年
定価25,000円→買取価格43,800円
現行品ながらも品薄状態であること、総数10賞以上もある受賞歴や世界的な人気があることから高値がついています。
サントリー「白州」は南アルプスの山々の麓。標高約700メートルの澄みわたる大気と約82万平方メートルもの広大な森に包まれた白州蒸留所で製造されています。
南アルプスの天然水を贅沢に使用し、モルト原酒だけでつくられたシングルモルトウイスキーです。
現在販売されている白州ラインナップ
・THE HAKUSHU
・白州18年
・白州25年
人気があった白州12年が販売休止となってしまったため、種類は中抜けして減ってしまった印象。
しかし18年・25年ともにIWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)などの世界的コンペティションで数々の最優秀・金賞を受賞しています。
どんな銘柄でも食料品である以上、買取可能なのは未開封のもののみです。
どんなトラブルが待ち受けているか分からない、というのが正直なところ。
「味が薄い、水を混ぜただろう」なんてクレームが入っても、証明が困難なので対処しきれません。それは個人売買でも同じことでしょう。オススメできません。
もちろん他の買い取り業者様でも開封済みのものは買取不可とされていると思います。
しかし開封済みならご自身で飲み切ってから、箱のみを販売するということが可能です。
メルカリでは「白州」の箱のみで高値で取引をされた実績が。
それも出品してから数時間で即落札されることが多く、人気の高さがうかがい知れます。
大事な
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