まずは簡単にブランドの分類について解説します。それぞれ明確な定義はないのですが、概ね、このように考えられています。
・ハイブランド
ラグジュアリーブランドとも言われます。エルメス、ルイ・ヴィトン、グッチ、シャネルなどが、代表的なハイブランド。セリーヌ、プラダ、ディオール、クロエ、バーバリー、ダンヒルなどもハイブランドとして扱われます。日本にも優れたブランドはありますが、ほとんどが海外ブランドを指します。
・ファッションブランド
ハイブランドほど高級レーベルではなく、ファストファッションほど大衆化されていないブランドを指します。ジル・スチュアート、ポールスミス、DKNY、アニエス・べー、アナスイなど。パリコレやミラノコレクションの常連ブランドでも、惜しくもハイブランドとして扱われないブランドがあります。H&MやZARAはファストファッションブランドです。
ハイブランドが高値で買取されるのはもちろんですし、ブランド買取と言えば「エルメス、ヴィトン……」と思われるかもしれません。しかし、より多くの人に人気のあるファッションブランドも、活発に中古市場が動いています。
・買取市場で人気のブランド
現在、スナイデル、ジルスチュアート、セシルマクビー、ロイヤルパーティー、ジーナシス、エモダなどがバッグ買取市場で人気です。
2018年9月現在ではネットショップでのケイトスペードの人気が高く、この需要を後追いする形で買取が強化される可能性があります。買取相場は、中古市場での人気に連動するものだからです。
・その他の主なバッグのファッションブランド
サマンサタバサ
ジミーチュウ
トッズ
マウジー
ダズリン
ビームス
ユナイテッドアローズ
ナノ・ユニバース
ポールスミス
ハレ
グローバルワーク
アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ
また、皇室御用達の「濱野皮革工藝」や「土屋鞄製造所」など国産バッグブランドも高値で取引されます。
素材がクロコダイルなど高級なもので元の値段が高かったとしても、中古市場の買い手に馴染みのない無名のブランドだと買取は難しくなります。
バッグを主力商品としているブランドのバッグは、特に値崩れしにくく、購入時の値段に比して他のブランドよりも高い割合で値付けされる傾向にあります。
ハイブランドではないブランドのバッグでは、使用感や汚れなどの状態の評価がよりシビアになります。査定に出す際はよく手入れをしましょう。
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