オーディオプレーヤーも、持ち運びが便利なポータブル型のみならず、今もまだ据え置き型を愛用される方もいれば、最近ではネットワーク型のオーディオプレーヤーを使用される方も出てきました。
どのような型を使用するかは、使用する人の好みや志向によっても違ってくるので一概には言えず、多様化の一途を辿っておりますが、各製造メーカーとしてはそれでも自社なりのこだわりがあると思います。
現在、デジタルオーディオプレーヤーの場合はSONYが先駆者として参入し、その後は家電大手各社が続いたものの、最近ではSONY以外が撤退、据え置きプレーヤーの場合は、オーディオ各社が日々改良を重ねてしのぎを削る状態になっています。
家電大手各社がオーディオ分野から撤退している中、専業として業界最大手に位置すると思われるDENON。
この会社の場合、重量感のあるオーディオプレーヤーを製造する傾向にあり、特に2018年度モデルであるHEOS LINKなどは重量が1.3kgとかなりズッシリしてますが、その分だけ電源部分が強化されて処理能力は抜群でしょう。
このように持ち運び式ではなく、据え置きのプレーヤーを製造することで、情報処理能力や多彩な音源を受け入れることができる機能を充実させることができると言えましょう。今後もこの傾向は続くと思われます。
楽器製造メーカーとしてのノウハウを大いに活用し、音響機器の分野でも一定の位置を占めているのがYAMAHA。
この企業の場合、デジタルオーディオプレーヤーも製造しているものの、どちらかといえばDENONのように据え置き型プレーヤーが主流であり、2018年度もR-N803(B)のような重量級で、強力な出力機能を持つプレーヤーが中心となっています。
デジタルオーディオプレーヤーではNP-S303(S)が、値段的なこともあって評価を得ておりますが、同社の場合はやはり重量級プレーヤーの方が多いこともあって、この傾向は今後も続きそうな感じがします。
最後は、こちらもDENONと並んで業界でも大手のクラスに入るONKYO。この会社の場合、NS-6130(S)など据え置き型のプレーヤーも出しているものの、基本的にはデジタルオーディオプレーヤーが主流と思われます。
著名な「DP-X1」、「rubato DP-S1」、「DP-X1A」のシリーズは今も健在であり、特に「DP-X1」は同社が満を持してハイレゾ音源の分野に参入したプレーヤーでもあって、力の入れようが推し量られます。
またこれらはAndroid OS Google playといったシステムにも対応しており、単に音を楽しむだけでなく、そのための手段も充実させているように思われます。
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