・屏風絵の歴史
屏風は白鳳時代に中国から伝わったといわれています。本来は室内の間仕切りや風よけ、人の目を遮るための調度品でしたが、次第に絵画や装飾が施され、鑑賞されるようになりました。また屏風は宮廷や寺院で行われる儀式に用いられたように、権威を象徴するものとしても扱れていました。
・屏風の価値
高名な屏風絵作家が描いた作品は価値が高く、特に安土桃山時代から江戸時代にかけて描かれた屏風絵は華やかで美しく、海外でも大変人気があります。
竹内栖鳳(1864~1942)
橋本関雪(1883~1945)
堂本印象(1891~1975)
狩野探信(1785~1836)
田中一村(1908~1977)
片山楊谷(1760~1801)
池上秀畝(1877~1944)
木村武山(1876~1942)
川端龍子(1885~1966)
鏑木清方(1878~1972)
前田青邨(1885~1977)
狩野永徳(1543~1590)
海北友松(1533~1615)
狩野探幽(1533~1615)
横山大観(1868~1958)
下村観山(1873~1930)
野口小蘋(1847~1917)
竹内栖鳳(1864~1942)
羅馬之図
春秋屏風
大獅子図
橋本関雪(1883~1945)
林和靖図
仙人図
猟図
進馬図(画家5名による五双屏風)
堂本印象(1891~1975)
木花咲耶媛
風神
松鶴佳色(画家5名による五双屏風)
川端龍子(1885~1966)
南山三白(画家5名による五双屏風)
鳴門
草の実
鏑木清方(1878~1972)
讃春(画家5名による五双屏風)
妖魚
霽れゆく村雨
露の干ぬ間
前田青邨(1885~1977)
唐獅子(画家5名による五双屏風)
竹取物語図
芥子図
・作家名がわかれば調べておく
屏風には制作したことの印に、落款が記されています。落款は原則として右隻の右端と左隻の左端に記されています。作家名により査定が大きく変わる可能性があるので確認しておきます。
・無理に修復、修理をしない
屏風絵のような骨董品や美術品は、キズ、シミ、破損などの修理をしてしまうと価値が低下する可能性があります。まずは鑑定を受けてから専門の修復業者へ修復依頼をしましょう。
・どのように手に入れたのかを調べる
屏風絵などの骨董品は本物と贋作の区別がつきにくい場合があります。どこからどうやって手に入れたのかを調べておくと、鑑定の手がかりになります。
大事な
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