日本のウイスキー業界は四半世紀もの長い間、焼酎ブームにおされて低迷に苦しんでいました。
当然、その間の仕込み量は激減します。
しかしウイスキーは蒸留後に樽で長期間寝かせなければなりません。
ジャパニーズウイスキーブームが到来した今、こうして低迷期に減量して仕込んだ原酒が足らなくなってしまいました。
2018年6月、サントリーはついに「響17年」の販売休止を発表。
他の「響」は休止をまぬがれた物もあるものの、依然としてジャパニーズウイスキーの品薄状態は続いています。
製造に長い年月を要するウイスキー、手に入らないという付加価値により中古市場での価格がどんどん高騰していきました。
・響17年 現行品
定価13,200円→買取価格22,400円
2018年に販売休止になったため、現行品でも定価より高い買取が可能になりました。
もちろん現行品の他の年代でも買取価格が高騰しています。
・響30年
定価125,000円→買取価格346,800円
年間数千本しかつくれない貴重な逸品です。
世界のウイスキー痛がきわめて高い評価を与えている、サントリーブレンデッドウイスキーの最高潮。
・響 ディープハーモニー
定価13,530円→買取価格96,900円
2013年、3500本の限定販売されました。
バーや飲食店に向けて販売された、ハーモニーシリーズの第一弾。
「響」は、1989年サントリーが創業90周年を迎えた記念の年に「人と自然と響きあう」という企業理念を込められて誕生しました。
サントリーが保有する山崎蒸留所・白州蒸留所・知多蒸留所の3つで育まれた原酒から、このブレンデッドウイスキーがつくられています。
また悠然と輝く24面カットの美しいボトルも魅力。
これは1日を刻む24の時間や、季節の移ろいを記す24の節気を意味しているそうです。
現在販売されている響ラインナップ
・響 ジャパニーズハーモニー
・響 ブレンダーズチョイス
・響21年
・響30年
中でも響21年は世界的に権威のある酒類コンペティションで数えきれないほどの金賞・最高賞を受賞。
結論から言うと、売れません。コヤッシュはもちろんのこと、他社の買い取り業者様でもそれは同じでしょう。
理由は簡単、トラブルが多いからです。ヤフオクやメルカリで個人的に開封済みのお酒を販売している方がいるようですが、絶対にオススメしません。
水を入れてかさ増しされた、飲んだら腹痛が起きた、など証明しようがないクレームがつく可能性があります。
しょうがなく返品に応じたとしても、返ってきたものをまた飲む気にもなれませんよね?
一度開封したものは自身で飲み切ってから、空き瓶をフリマかオークションへという手もあります。
メルカリでは空き瓶さえも高値で取引されています。悪い人が悪い目的で買うケースもあるかもしれませんが、美しいボトルを求めて購入する純粋な響ファンだっているでしょう。
大事な
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