ドイツの高級カメラメーカーLeica(ライカ)のカメラは、中古カメラ市場での買取価格が非常に高額になる商品です。ライカのカメラは新品の販売価格自体が高額な上に、熱狂的なライカファンのコレクターズアイテムとしても人気が高いのがその理由です。
まず、Leicaカメラの買取相場を見てみましょう。
・代表的なLeicaカメラの参考買取価格
M3……8万円
M6……18万円
M6 TTL……14万円
M7……15万円
M8……13万円
年代物から比較的新しいものまで、Leicaブランドのカメラが何十年もタンスに眠っているようなら、買取に出すのもよいと思いませんか?
戦後Leicaカメラが一大旋風を巻き起こすきっかけとなったのは、1954年の「ライカM3」発売でした。レンジファインダーと135フィルムを使用したライカM3には当時の最新技術が搭載され、旧型ライカカメラを模倣していた世界各国のカメラメーカーの追随を許しませんでした。
高級レンジファインダーカメラから撤退したカメラメーカーは一眼レフカメラの開発・製造にシフトしました。こうして、高級レンズ交換式レンジファインダーカメラ市場はライカの独壇場になります。
ライカはその後もレンジファインダーカメラにこだわり、M8からデジタルレンジファインダーカメラに切り替えて、現在のM10につながっています。
現在のLeicaカメラは、高級カメラであるというだけでなく、高級レンジファインダーカメラという他社が真似できない唯一無二の製品である希少性があります。
ライカM3を発売してから60年以上もの間、ライカは「革新ではなく進化へ」を設計コンセプトに改良を重ねてきました。シンプルで飽きのこない外観、最高品質の素材と熟練したスペシャリストによる丁寧な手作業、そして頑強なボディ。どれもが高品質・高精度なライカカメラを生み出し、付加価値を高めることにつながっています。
ライカファンは、新品・中古を問わず、こうした希少性があり芸術的ともいえる高級カメラのオーナーになることで所有欲が満たされるのです。
発売当時に好評だったモデルや改良モデルは高く売れるかもしれません。参考にしてみてください。
M3……発売時販売価格は29万円でした。レンジファインダーカメラの名機です。
M2……チェ・ゲバラを撮影したカメラとして有名です。
M4など……創立50周年に再生産されたり、改良版が生産されました。
M5……日本では不評だったモデルです。
M6など……M4系デザインで最後のマニュアル露出モデルです。
M7……内部が自動化されながらシャッターだけ布製でした。
M8など……デジタル化されシャッターも金属製に変わっています。
M9~M10……フルサイズになりMマウントレンズが使えるようになりました。
大事な
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