ミニマリストって大変そう……？本当に幸せなの？

ミニマリストって？

何となくミニマリストという言葉の意味は知っていても、はっきりとした定義や、シンプリストとの違いは知らない人が多いのではないでしょうか？

・ミニマリストの定義
ミニマリストの定義ははっきりと決まっていないものの、すべてにおいて「最小限主義者」であることを指しています。自分にとって必要最低限のものしか持たない、持ちたくないという考えを持った人のことを、ミニマリストと呼んでいます。

・ミニマリストとシンプリストの違い
シンプル=簡素・単純という意味を持っています。ミニマリストと違い、ものを減らすことにこだわらず、ものの色や形を簡素化・単純化させることにこだわっている人たちがシンプリストです。

ミニマリストの生活で感じるメリット・デメリット

ミニマリストでいることには、メリットもあればデメリットもあります。

・メリット
ものが少ないため、探し物をする時間や選ぶ時間、考える時間を最小限に抑えることができます。また、ものが少なければ掃除も簡単で、家事に割く時間も少なくなります。その他に使える時間を増やせることで、時間の有効活用ができるでしょう。余計なものを買わなくなるため、無駄遣いも減ります。

・デメリット
人は、「車がほしい！」と思ったら、何とかして買おうと頑張って働いてお金を貯めますよね。しかし、ミニマリストになるとその気持ちが失われます。物欲がなくなることで働く意欲なども失われ、毎日のモチベーションが保ちづらくなります。

ミニマリストが日々感じる「幸福感」とは？

ミニマリストになると幸福になれる、というのは多くの人が語っています。どうして幸福になれるのでしょうか？

・捨てることで感じる自由
現代人は、もので溢れている生活を送ることが当たり前になっています。しかし、その分ものに支配されている生活を送っている、といえるでしょう。使いたいものが見つからない、掃除をしなくちゃいけないけど時間がない、冷蔵庫にもうすぐ賞味期限切れの食材があるから使わないといけない……など、最小限のものしかなければ感じることのないイライラを、知らず知らずのうちに日々感じているのです。ものを捨ててしまえば、こういったイライラは感じることなく、自由な毎日を送ることができます。