ダイヤモンドをクリーニングする前に、ダイヤモンドの特徴をおさらいしておきましょう。ダイヤモンドは宝石の中で最も熱に強く、硬度が高いので、クリーニングやお手入れは比較的簡単にできますが、リングやリングの台座、ネックレスチェーンなどの材質により、お手入れ方法が変わってきますので注意が必要です。
ダイヤモンドは親油性という、油に馴染みやすい性質があります。特に直接肌に付けるタイプのジュエリーは、可能な限り使用後にクリーニングをおすすめします。毎回の水洗いは手間がかかりますので、ジュエリー専用のクロスでサッとお手入れするだけでもダイヤモンドの輝きが戻ります。
用意するもの:歯ブラシ、中性洗剤、お湯、お湯をためる容器、タオル(またはティッシュペーパー)
1 お湯を張った容器に中性洗剤を入れる。
2 ダイヤモンドを浸けて5分くらい置く。
3 石と地金の隙間、台座の裏側から歯ブラシを当てて、軽く泡立てながら優しく汚れを取る。
(地金をこすりすぎると摩耗傷が入るので、石と地金の隙間や台座の裏側などを中心にクリーニングする)。
4 ぬるま湯か水ですすぐ
(水を捨てる前にダイヤモンドが台座から外れていないかチェック)
5 タオルやティッシュペーパーで水分をしっかり拭き取る。
クリーニングしたダイヤモンドジュエリーは、できる限り専用の保管ケースに入れておくことをおすすめします。複数のダイヤモンドを同じ保管ケースに入れる場合は、ダイヤモンド同士がぶつかり傷がつかないように注意しましょう。
ダイヤモンドは熱に強く硬度がありますので、自宅でも簡単にクリーニングができますが、「ダイヤモンドの紛失が怖い」、「クリーニングする時間がない」場合は購入した店舗へ相談なさってみてください。購入した店舗でなくても有料でクリーニングを受け付けている場合もあります。
宝石店や専門店にクリーニングを依頼すると、自宅でのお手入れでは難しい台座の細部までキレイにしてもらうことができますよ。ダイヤモンドの買取を考えている方は、査定を依頼する前にプロにクリーニングをしておくといいですね。ピカピカのダイヤモンドは査定がグンとアップする可能性があります。
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