旅行に行くと必ず目にする、その土地ならではの民芸品。お土産として買ったり、人からいただいた民芸品をお持ちの人も多いのではないでしょうか?
実は民芸品はマニアも多く、人気の品は高値で売れることをご存じですか?
手作りの民芸品は一点ものも多く、工芸品・美術品として高く評価されます。また最近ではさまざまな素材で民芸品を作る人気の作家も。家で眠っている民芸品、実はお宝かも知れません。
民芸品の中でも特に人気なのは、その土地特有の郷土玩具や郷土人形です。各地の有名な民芸品をご紹介します。
2ー1.こけし
東北地方で多く作られているこけしですが、形や顔だちはその土地により異なり、バリエーションの多さからマニアに人気のアイテムです。こけし祭りなども開催され収集家も多く高値で売れる品物もあります。
2ー2.木彫りの熊
ひと昔前は北海道のお土産といえば木彫りの熊。実家にあるという人も多いのではないでしょうか?玄関に鎮座したり、机の上に置かれたりさまざまな大きさのものがあります。最近ではカラフルにリメイクされたものや、可動するものもあり今でも根強い人気を誇ります。
マニアに人気の民芸品ですが、特にひとつひとつ手作りで作られたものや、歴史ある年代もの、人気作家の作品は高く売れます。
例えば熊の木彫りでも、希少なイヌイットのものは翡翠などの素材を使用しているものも多く、オークションでは20万以上の高値が付くこともあります。
また郷土人形は作家により個性がでやすく、マニアや収集家に人気の作家がいます。そんな人気作家の作品は1体で5万円以上するものも多く、美術的な価値も認められています。
有名な民芸品はその歴史も長く、年代ものの民芸品は驚くほどの評価額となります。
民芸品は産地や作者、作られた年代などによりその価値が変わりますが、それ以外にもより高値で売れるためのポイントがあります。
・箱や由来書などの付属品
購入時の箱や包み、由来書やしおりなどが残っている場合は、必ず忘れずにセットにしましょう。付属品が揃っていることでより高値がつきやすくなります。
・破損個所は直さない
年代ものの民芸品の場合、長い期間保存している中でひびや欠け、色剥げがみられるものもあります。一般の修復を行った場合、価値が下がり値が付かなくなることがありますので、自分で修復などはせずそのまま買取に出すことをおすすめします。
大事な
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