無色のダイヤモンドを「D」として、「Z」まで等級付けしたものをいいます。Dは無色でZに向かうほど黄色味が濃くなります。
D~F:無色
G~J:ほぼ無色
K~M:わずかな黄色
N~Z:薄い黄色~黄色
例えば、FとGの差、JとKの差など、等級間にあるカラーは、鑑定士の判断によりグレードが変わることもあります。買取を依頼する場合は複数の鑑定士がいる買取店や、宝石店を選ぶことをおすすめします。
ダイヤモンドを10倍に拡大検査をしてインクルージョン(内包物)の量や位置、大きさなどを評価したものです。
FL:10倍拡大で無傷
IF:10倍拡大で外部に微量な傷のみあり
VVS1・VVS2:10倍拡大でも発見ができないくらいの内包物あり
VS1・VS2:10倍拡大でも発見しにくいくらいの内包物あり
SI1・SI2:10倍拡大で発見できる内包物あり
I1・I2・I3:肉眼で簡単に発見できる内包物
Cut(カット)はラウンドブリリアントカットのプロポーション(形と仕上げ)、ポリッシュ、シンメトリーなどを総合的に判断したものです。Cutはラウンドブリリアントカットのグレーディングだけの要素になります。
鑑定の要素ではプロポーションが最も高い順に
・EXCELLENT(エクセレント)
・VERY-GOOD(ベリーグッド)
・GOOD(グッド)
・FAIR(フェアー)
・POOR(プワー)と格付けされます。
4Cの中で、唯一人間の技術によりグレードが変わるのがカットです。カット技術が優れているダイヤモンドほど輝きが増しますので、エンゲージリングはEXCELLENTが好まれる傾向にあります。
4Cの中で一番ポピュラーなのがCarat(カラット)ですね。カラットは「ダイヤモンドの大きさ」と勘違いされがちですが、正しくはダイヤモンドの重さの単位です。1カラットは0.2グラムに相当します。単純にカラットが大きいほどダイヤモンドの価値が高くなります。
円形のラウンド型と涙型のペアシェイプ型では大きさの目安が異なります。例えばラウンド型、ペアシェイプ型で同じ11ミリのサイズであった場合、ラウンド型は深さ60%、ペアシェイプ型は57~58%としてctが算出されます。
カラットが大きいダイヤモンド原石の産出量は年々下がる傾向があり、希少性が高まっているためです。カラットは他の4Cと比較して人の目で判別ができる「重さ」が基準なので、同ランクの4Cであればカラットが大きいほど価値があると判断ができますね。
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