書道に欠かせない書道具。和の象徴であり状態のよいものは高額での買取も期待できます。
書道で使われる道具は「文房具」または「文房四宝」と言われ硯、墨、筆、紙の4つを指します。
・硯
瓦や石を原料とし、墨を水でするために使う道具です。材質や産地により分けられ、中国産は唐硯、日本産は和硯と呼ばれます。
・墨
煤と膠が主成分で、成分やその比率により色味や書き味に違いがでます。
・筆
文字や絵を書くための道具で、素材の違いにより剛毛・柔毛・兼毛に分かれ、また長さによっても分類されます。
・紙
原料は麻、雁皮で、書道に使われる紙は大きく唐紙、和紙、洋紙に分けられます。
書道や茶道、伝統工芸など古くから伝わる和の歴史は、国内だけでなく、今や海外でも大きな人気を誇ります。
書道をしている人はもちろん、書道具は和の骨董品として収集家も多く、使い込んだもの、古いものでも思わぬ価格で買取されることがあります。
特に和硯など、日本の原材料を用いた独特の書道具は高く評価されます。
書道具の中でも硯は、原料や産地、施された彫刻などによりさまざまなものが存在します。特に古硯と呼ばれるものは中国の清時代までさかのぼり、最低でも100年以上たっているものも多く、非常に価値の高い骨董品とされます。
日本産の硯は和硯である山口県の赤間硯、中国産の唐硯である端渓硯や歙州硯が有名であり、上級品は高値で取引されるアイテムです。
書道家だけでなく、骨董品としての価値から収集家にも人気のある書道具。ポイントを抑えることで買取時の査定額アップが期待できます。
・鑑定書
人気の産地や作家のものは、鑑定書があることで査定額が大幅にアップします。
・保存状態
書道具の中でも高値で取引される硯ですが、破損や劣化に注意が必要です。特に年代ものの古硯は、安易に自身で手入れをすると状態が悪化することもありますので、まずはご相談ください。
・付属品
購入時の包みや箱、保証書などの付属品がそろっていることも重要な査定ポイントになります。
大事な
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